結果発表

『ゲーム甲子園2007』部門賞 サウンド部門

「調」
作者:浦島周平

ゲーム内容

物語の鍵となるのは少年の頭に浮かんできた一本の旋律。オカリナで奏でられるその旋律が、彼の運命を紡いでいく。さまざまな思いをこめて奏でられたその旋律が、少年を取り巻く世界を変え、唯一の家族である父の行方さえもわからなくさせる。周囲に広がる黒々とした無数の木々、歩いているだけで襲いかかってくる獣。とても安全とはいえない世界を、少年は歩く。何故こんなことになったのか。オカリナがいけないのか。旋律がいけないのか……少年は自問する。しかし、この危険な世界で少年に奇跡をもたらすのもまた、その旋律だった。

曲目
1:メインテーマ(主人公の吹くオカリナ)
2:エンディング曲
3:ゲームオーバーの時の曲
4:宿屋に泊ったときの音楽

講評ポイント

シンプルで素直に耳に入ってくるメロディが良いと思います。
メインをもっと作り込んで欲しかった。(岡田)

繊細な趣の世界感。携帯ゲーム機や、ipodやスマートフォンなどで、通勤通学時など移動中に楽しめそうな感じがする。(川村)

オカリナにイメージされる少年の優しさがよく表現されていると思いますが、なにかもうひとつ魅力が欲しい感じです。少年の宿命や彼の中に目覚めていくであろう孤独と勇気の表現があったり、オカリナの魅力をもっと強く打ち出してみてもいいかもしれません。(鈴木)

技術的な事はよく分からないのでどこを評価すべきなのか判断に困るが、普通に聴ける水準作。
ただ個性は感じられない(薗部)

「癒し系」とも言えるメインテーマの旋律がストーリーをよく表現している。「森」と「オカリナ」に象徴されるゲームイメージが浮かび上がってくる。少年の感情の機微をサウンドでどのように表現するのか、その部分を聞きたい。(馬場)

世界観を感じることができました。
オカリナの悲しい調べ、不思議な音色は、確かに、心にしみいるものがありました。
もっとほかのテーマのものも聞いてみたい。
クリエーターのことをもっと知ってみたいという気持ちになりました。(浜村)

どこかで聞いたことのある感じを良いとするかNGとするか。完成した作品にしている点は評価したい。(広井)

設定として新鮮味はないが、実際に作って応募してきたことは評価に値する。(水口)