結果発表

『ゲーム甲子園2007』 10月月間優秀賞

「Blood Masquerade」
応募部門:企画アイディア部門
作者:大野晃一郎

簡単なゲーム内容の説明・アピールなど

「ブラッドマスカレード」は、Wiiリモコンをフル活用した3Dチェーンアクションです。

「またリモコンを振り回すゲームか」と思ったあなた、違います。「またリモコンで狙うゲームか」と思ったあなたも、違います。

このゲームでは、チェーン付き鉄扇とチェーンクローを駆使し、闘争本能のままに激しく、多彩なアクションで華麗に敵を倒すことができるのです。「Wiiリモコンを振り回さずに巧みに操る」をコンセプトに、各アクションの操作にこだわって作成しました。

受賞に対する感想など

このたびは、私の作品を月間優秀作品に選出いただき、ありがとうございます。

賞をとるなんて小学校の作文コンテスト以来のことで、大変嬉しく、また、驚いています。

私の勤務校は、数年前から学生が月間賞を獲得するなど、「ゲーム甲子園」とは大変ご縁があります。特に、昨年は同僚の先生方が続々と受賞し、「先生はまだ〜?」などと言われてプレッシャーもありましたが、今回のことでどうにかハードルを跳べたようでほっとしました。今後もゲーム企画を教えていく上で、最低限の力は証明できたんではないでしょうか。

制作上、苦労した点やエピソードなど

この企画はアクションゲームなので、アピールしたい点が〈動き〉に集約されます。それを書類で表現するため、画面図を多数用意することを決意。制作上の苦労はほぼその点に集中しました。結果、仕事の傍ら、慣れない絵を作る作業が続く日々となりました。しかし、それができればこの企画はいけるという確信に近いものがあり、どうにか一応の完成にこぎ着けました。

また、藤本恵実さんによる奔放な主人公のデザインなしには、このゲームの雰囲気はここまで個性的なものにならなかったと思います。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとう。

講評ポイント

世界観は在りがちだが、分り易くて入り込めそう。
Wiiのコントローラーを活かすのは、難しいと思いますが、良く考えられていると思います。
しかし、シンプルが故に単調になってしまいがちで、駆使したテクニックといっても例で挙げられている以外は想像し難い。(岡田)

チェーンを扱う動作はもしかしたら爽快かもしれません・・・。わかりやすいゲーム性も好印象。(川村)

リモコンを最小限の動きでいろいろさせようという狙いはわかりますが、直感的に操作が出来る感じがしません。このアクションでは振ったほうが分かりやすいようにと思います。
右手・左手ともに似た武器を使用することで、アクションのバリエーションを減らしてしまっているように感じる点も残念です。(鈴木)

割とありがちなゲーム。
既存のWiiリモコンの使い方との違いを強調しているが、大差ない印象。(薗部)

確かにWiiにはこういうゲームが少ないよな、と納得させるゲーム。テクニカルなコントローラーの操作が、Wiiのプレイヤーをどれぐらい満足させるかは検討の余地有り。コントローラーの操作にバリエーションを持たせたらどうだろうか?キャラクターデザインがこのゲームのテイストを決定するので、企画書ではその点にも十分に言及して欲しい。(馬場)

チェーンを使ったクションゲームは、いままでにもあったし、すでに開発中のものもある。
Wiiリモコンとの親和性は認める。
ただし、ゲームとしておもしろくするには、ここからさらに突っ込んだ世界観の構築、ギミックの設定など、まだまだやらなければいけないことはたくさんある。
ゲームとして成立はするだろうが、いまのままではジャストアイデアの域を超えていない。(浜村)

Wiiのリモコンにしぼったアイディアが良いです。市場を理解して企画だと思います。Wiiはリモコンそのものが、新しいゲーム機だと思います。この企画書に、ステージの問題が盛り込まれていれば、高得点だったでしょう。(広井)

面白そう。実際に遊んでみたいと思わせるものはある。実際に動くものを作ってみてほしい。そしたら点数はもっと高かったはず。(水口)