過去の事例

ゲーム甲子園・各受賞者の作品とコメントをご紹介します。

2003年「ゲーム甲子園」大賞受賞作品

「みんなの城」
応募部門:企画アイディア部門
作者:渡辺修司

作品内容

主人公“ボク”は月から落ちてきた不思議な少年。

“ホシのペン”を使って大地にラインを引くことで大地を盛り上げ、“城”を作り出すことができるのでした。この力を使って、弱き人々を城に囲んでモンスターから守ってあげれば、彼等は仲間になり、お礼にホシのペンの“インク”をくれるのでした。

しかし、こうして育てていく城も、高くなればなるほど、バランスが悪くなり全体が傾きやすくなってしまいます。ハンマーで城の中心を叩いて、まっすぐにしたりして、ちゃんと城を大きく育てることができれば、いつかは、このホシに語り継がれる、伝説の“歩く城”、“泳ぐ城”“飛ぶ城”のチカラを手に入れて、月まで届くほどの“みんな城”をつくりあげることができるはずです。


皆さんも、公園の砂場や、幼稚園で積み木などを重ね、自分だけの“お城”をつくった経験はありませんか?

私にとって、“つくる”というアソビは、ラクガキ王国の以前から、持ち続けているテーマでした。今後もこのような“新しいアソビ”をつくり続けていきたいと思っています。

・・・といいたいところですが、まぁ、正直・・・。この「みんなの城」の企画を書いてみようと思った、一番重要なきかっけは、数年後に公開される、某有名スタジオのアニメ映画だったりもするわけです。

“新しさ”だけで、企画書をつくることは、私自身にとっても“とても怖い”ということです。新しさと興味を抱いてもらう題材の両立こそ、大切であり、その実現の難しさが、いつも目の前にありつづけます。

評価ポイント

企画書として、ゲームシステム・キャラクターなど非常に高い次元でバランスが取れている点が評価されています。また、商品化された場合の評価もさることながら、物語を導入部に持ってきた企画書自体の作品性という点も多くの審査員に高く評価され、大賞に選考されました。

“ゲーム甲子園”という企画は、僕たちにとって最後の聖地 ―― 渡辺修司

業界のプランナーと、その候補生の方々へ

私は、『ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国』で監督をやらせていただいた渡辺修司と申します。

ラクガキ王国を発売してから、はや1年。私は現在、新たな場所で、ちゃんと新しいゲームをつくりはじめております。しかし、このゲーム甲子園という場所を知り、いてもたってもいられなくなり、企画の応募をさせていただきました。

最近のゲーム業界は、グラフィッカーさんや、プログラマーさんのおかげで、僕たちプランナーも飯を食わせていただいておりました。

そろそろ、僕たちも、彼ら以上にとんがった仕事をして、恩返しをするべきではありませんか?

「続編しかつくらせてもらえない」なんてことを、僕たちが嘆いていてはどんどん、ここに“夢”がなくなっていきます。“ゲーム甲子園”という企画は、僕たちにとって、最後の聖地です。新しい力を発掘してくれる場所は、まだここに、しっかりと残っていたんです。

だから嘆くチカラが残っているなら、そのチカラのほどを、ここで試してみませんか?

最終締め切りまで、まだまだ時間はありますよ。

過去のゲーム甲子園

*過去のゲーム甲子園公式ページの応募要項や応募用紙を使っての応募は絶対におやめください。